毎日の排便はどんな形❓回数は❓
私達は患者さんを診察するなかでこの質問をよくします。
便の様子や回数で、患者さんが困っていることや、必要な検査を考えるからです。
その時、便の形はなかなか表現しづらいものですし、
お互いのイメージするものに差が生じるということも起こりえます。
そこで利用するのが、こちらの『ブリストルスケール』です。
1997年にイギリスのブリストル大学で開発された、便の形、色、大きさを元に分類されています。
便秘や下痢の診断項目の一つとして、国際的に使用されています。
こちらを用いることで、患者さんも表現しやすくなり、医師側も一致した理解のもと、診察が進みやすくなるのです。
便秘、下痢の症状で診察を受ける時、ぜひこのスケールを参考になさってください。