胃カメラ(胃内視鏡検査)
西島クリニックでは約5mmのしなやかで鼻にやさしい高画質の胃カメラ(胃内視鏡)を導入しました。鼻から入れる「経鼻内視鏡」を用いることで患者さんの負担なく検査することを心がけています。
胃カメラ(胃内視鏡)
従来の胃カメラは太さが約10mmサイズだったので、検査中「おえっ」となることがあったかもしれませんが、この約5mmサイズの胃カメラを使えば、楽に検査を受けることができます。
経鼻内視鏡(鼻からの内視鏡)が主流です
内視鏡が細くやわらかくなったことによってできるようになった鼻から内視鏡を入れる検査方法です。
今まで口から内視鏡で、つらいご経験のある方は是非鼻からの内視鏡をお試しください!
さらに技術の進歩は画像をクリアーにし、検査画像を見ながら楽に受けることができます。
胃カメラでわかる病気
逆流性食道炎やヘリコバクター・ピロリ感染胃炎の他、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がんなど患者さんの症状に影響を与えている疾患を目で見て評価し、必要時には生検を行い診断することができます。
-
ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎
-
鳥肌胃炎
-
十二指腸潰瘍潰瘍瘢痕
胃カメラは胃がんを早期発見することができる最も有効な検査です
早期に胃がんを発見できれば普通に生活を続けながら治すことが可能です。早期発見には、定期的な胃カメラ検査が不可欠ですので、自覚症状がある方はもちろん、症状がなくてもご家族に胃がんやヘリコバクター・ピロリ感染の方がいらっしゃる場合には特に定期的な検査をおすすめします。
胃カメラを行うタイミングは40歳がベスト
胃がんが発症するリスクは、40歳を越えるとが上昇していきます。ですので、40歳を越えたら一度胃カメラ検査を受けることをおすすめしています。また、血のつながったご家族に胃がんやピロリ菌に感染されていた方がいる場合、年齢に問わず症状がなくても胃カメラの検査をおすすめいたします。
経鼻内視鏡の特徴
-
苦痛が少ない
内視鏡は鼻にスムーズに挿入できる約5mmの細さなので検査中の苦痛が少ないため、強い麻酔の必要もありません。
当院では基本的には喉の麻酔のみ行いますが、鎮静剤の注射については患者様とご相談した上で検査を行います。
※鼻の形は人それぞれのため、左右どちらの鼻も狭い・痛いなどの理由で検査が行えない場合は鼻粘膜を痛めてしまう可能性があるため、無理に経鼻で行わず、経口内視鏡に切りかえる場合もあります。 -
吐き気が起きにくい
内視鏡が舌の付け根を通らず、のどに触れることもないので、不快感や吐き気をほとんど感じずに検査を受けることができます。
-
会話ができる
検査中も会話が可能です。気分を告げられるだけでなく、医師と自由にお話できる検査になります。
※経口内視鏡の場合は基本的には会話はできません。
検査の流れ
当院での胃カメラ(胃内視鏡検査)は、一度ご来院頂いて症状・状態を診察させて頂いてから検査日時を決めております。
経鼻内視鏡の場合
検査開始
経口内視鏡の場合
検査開始
鎮静剤を使用しない場合、どちらの場合も検査終了後、30分~60分後に飲食可能となり、日常業務に復帰できます。
ご不明点がございましたら、お気軽にご相談ください。
検査費用について
1割負担 | 3割負担 | |
---|---|---|
胃カメラ(胃内視鏡検査) | 約2,000円 | 約5,000円 |
※血液検査がある場合には値段が変わります。
※組織検査を施行した場合、ピロリ菌検査を施行した場合は約10,000円(3割負担の方)となります。