インフルエンザ予防接種の効果
予防接種は受けてから2週間程度経ってからインフルエンザに対する抵抗力がつきます。また、予防効果は接種を受けてから約5ヶ月持続するとされています。そのため有効な接種の時期は、インフルエンザが流行する前の11月終わりから12月中旬までとなります。
インフルエンザウイルスは毎年変化しながら流行するため、ワクチンは毎年流行が予測されるウイルスに合わせて作られており、日本のインフルエンザ予防接種では、近年、流行したウイルスの予防に効果があったと評価されています。なお、通常、65歳以上のインフルエンザ予防接種は1回で充分な効果があるとされていますが、インフルエンザウイルスの型が大きく変異した際には2回の接種が推奨されることもあります。
予防接種料金
通常料金 4,300円
問診票をダウンロードして必要事項を記載いただき、直前に体温測定をしてご来院いただいた方は、100円引きの4,200円になります。
問診票のダウンロードと事前記入、そしてご来院直前の体温測定をしていただいた上でご来院されると、スムーズに接種できて待ち時間もほとんどありません。受付にも問診票をご用意していますので、お持ちいただけなくてもご来院されてからのご記入が可能です。
なお、予防接種は予約制ですので、必ずお電話でご予約ください。
※予約なしでご来院頂いた場合にはワクチン不足等で接種できない場合がございますので、ご注意ください。
渋谷区高齢者無料接種について
高齢者の接種料金は無料(全額公費負担)となりました。
インフルエンザ定期予防接種
対象年齢
65歳以上(12月31日現在)
- 接種回数 1回
- 接種料金 無料(全額公費負担)
- 接種方法 9月末に個別に接種票を送付します。
60歳~64歳
※心臓・じん臓・呼吸器の機能、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能の障害があり日常生活が極度に制限される人(身体障害者手帳1級相当の人)
- 接種回数 1回
- 接種料金 無料(全額公費負担)
- 接種方法 希望する人は渋谷区まで連絡してください。
接種期間
10月1日~1月31日
予防接種を受けることが出来ない方
下記の場合、インフルエンザの予防接種は受けられません。
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37.5℃以上の発熱がある
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重篤な急性の病気を罹患している
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インフルエンザ予防接種に含まれる成分によるアレルギー反応で、アナフィラキシーを起こしたことがある
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その他、医師が不適当だと判断した場合
-
医師との相談が必要な人
下記のようなケースでは、担当医師とリスクなどについて相談する必要があります。
- 心臓病、腎臓病、肝臓病、血液疾患、その他慢性の病気で治療を受けている
- 以前に受けたインフルエンザの予防接種で、2日以内に発熱、発疹(ほっしん)、じんましんなどのアレルギー反応が現れたことがある
- 今までにけいれんを起こしたことがある
- 中耳炎や肺炎などに何度もなって、免疫状態の異常を指摘されたことがある
- インフルエンザ予防接種の成分、そして鶏卵・鶏肉・その他の鶏由来のものにアレルギーがあると指摘されたことがある
ワクチン接種後の注意
- 予防接種を受けた後、30分間は急な副反応が起こる可能性がありますので、医師(医療機関)とすぐに連絡を取れる場所にいるようにしてください。
- インフルエンザワクチンの副反応は、ほとんどが24時間以内に現れます。接種後、24時間は体調変化に注意してください。
- 接種当日の入浴は可能ですが、注射した部分を強くこすったり、揉んだりすることは厳禁です。
- 接種当日は普段通りの生活が可能ですが、激しい運動、過度の飲酒は避けてください。
企業・団体様
社員の福利厚生としてインフルエンザの予防接種を行う企業が増えてきています。当院でもこうしたニーズに合わせた企業・団体様向けのインフルエンザ予防接種をご用意しています。
企業・団体様で10名以上の場合は割引き可能ですので、ご検討の際には気軽にお問い合わせください。